真紀ママ「木曜の腐女子」その3

kouchi

2017年が始まりました。案の定、食っちゃ寝の寝正月でした。我が家はお正月を家族揃って過ごすことは殆どありません。夫は毎年必ず高知に帰省し、子供たちも大抵そうするのですが、私はひとりで東京に残っています。そもそも私は実家で迎える大晦日からお正月が大好きで、結婚して最初の頃は私も夫と一緒に高知に帰っていました。

ただ、実家が夫の家から歩いて5分もかからないので、私はすぐに実家に入り浸ってしまうでした。夫も夫の両親もべつに嫁が実家の方にいたからといって文句を言う人たちではなく、私を気遣い実家に帰るよう言ってくれます。それに甘えてつい実家に行ってしまう私でしたが、今度は自分の親に、いつまでも独身気分でいないでちゃんと嫁のつとめを果たしなさいと追い出されます。夫の家族は穏やかで優しい人ばかりで決して居心地が悪いわけではないものの、親戚や来客が多く、私自身が夫の両親にいい格好をしたいという気持ちから、普段何もしないでゴロゴロしているのに無理して動き過ぎてヘトヘトになってしまいます。特に暮れからお正月は、田舎では用事が沢山あるのです。

そうしているうちになんだか帰省するのが面倒になってきて、子供たちがそこそこ成長してからは、夫と子供たちだけで帰って貰い、私はひとりでお正月は東京でのんびり過ごすようになりました。正直、出来損ないの嫁に気を遣ってくれていた夫の親もホッとただろうし、子供たちは実家に泊まりに行ってくれるので私の両親も淋しくはなく、夫も気儘に過ごすことができて、問題ない感じでした。

こんな風に我が家は一事が万事、私の我が儘で全てを決定してきました。でも最近、子供たちも成人して、もう取り返しのつかない今頃になって、私自身は普通の家で成長して、家族揃っての四季折々の行事が好きで幸せを感じていたにも関わらず、うちの子供たちにはそういうことを殆どきちんとしてあげなかったなあと、反省しています。

家族揃って暮らせるのももうあと数年だと思うと、日々の暮らしをもっと大事にしていきたいと、珍しく真面目に考えている新年です。お店の方もお客様に楽しんでいただけるよう精進して参りますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします!(木曜担当)

 

真紀ママ(A Day In The Life 木曜担当)

一男一女を持つノンケの主婦。にして重度の腐女子で、こよなくボーイズラブ作品を愛好している。性格もおおらかで、ドジっ子なキャラが、ゲイのお客様にも、ノンケのお客様にも大いに愛されている。声優の緑川光の大ファンで、彼の追っかけで、週末は神出鬼没! 高知出身。

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