【二丁目の一夜の一首】VOL.2 一月某日

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ものすごく世界に一つだけの花たくさんたくさん死ね死ね世界

(枡野浩一)

 

石川啄木から小池光まで歌人は伝統的に「死ね」という言葉を短歌に詠んできました。「〜日本死ね」を流行語大賞に選んだ歌人・俵万智が炎上した2016年も終わり、あけましておめでとうございます。「死ね」はこれからも生きたい人の言葉です。世界にまだ絶望できないから「死ね」と祈るのでしょう。

 

 

masuno2枡野浩一 / 1968年東京西荻窪うまれ。歌人。

大学中退後、広告会社勤務のコピーライター、フリーの雑誌ライター、作詞家などを経て、1997年『てのりくじら』『ドレミふぁんくしょんドロップ』(実業之日本社より二冊同時発売、絵=オカザキマリおかざき真里)で歌人デビュー。最新短歌集は『歌』(雷鳥社、写真=杉田協士)。

 

 

180絵=目黒雅也

 東京都西荻窪出身のイラストレーター。日大芸術学部デザイン学科奨励賞。著書に、『絵本むしうた』 (日本デキシーより紙コップ絵本 現在絶版)  絵本『あれたべたい』(あかね書房)作画・目黒雅也 / 文・枡野浩一

https://note.mu/masaya_meguro