木曜の腐女子 その8

「腐女子は鬼母!?」

今週の木曜日に引っ越しなのですが(A Day In The Lifeの担当の日です。)、まだ準備に追われて泣きそうです。理由は私の荷物が多過ぎること。我が家の荷物の2/3は私のものです。

娘などは数時間で自分の荷物をまとめ、いつでも出ていけるといった様子です。そもそも彼女は驚くほど持ち物が少ないのです。23歳という年頃の女の子にしては服など私の1/10も持っていないし、趣味といってもアニメを見るくらいで他に特に何もないので、立って半畳寝て一畳という生活を実践しています。

腐女子の母と、娘

小さい子供の頃の娘の写真を見ると、いつも可愛らしい格好をして(私が着せていたからです)、祖父母に買い与えられた沢山のオモチャに囲まれています(うちの両親にとって初めての孫だったので、猫可愛がりしていたのです)。娘もそれを素直に受け入れていたはずですが、小学校高学年になる頃から、しだいに可愛い服を嫌うようになり、長かった髪も短く切って、男の子のような格好をしはじめました。

娘が高校生の頃、珍しくしばらく元気がないなあと思っていたら、同級生の女の子とつきあっているという話をしてきたことがあって、性同一性障害か同性愛者なのかと尋ねたこともありますが、どうもそういうわけでもなさそうです。娘がその話をしてきた時、私は好きな声優のイベントに行く前で時間が迫っていたので、あまりじっくりとは聞かず途中で切り上げてしまいました。つまり私にとってはそれくらいのことでしかなかったのですが、友人などからは薄情な母親のようにも言われました。

たしかに、もしかしたら娘はずっと悩んでいて思い切って私に打ち明けてきたのかもしれません。そうだとしたら、そんな声優イベントなど放っておいてもっと真剣に話を聞いてやった方がよかったのかとも思いましたが、そもそも私は子供の恋愛とかそういうことはべつに知りたくもない方なのです。どんな相手でも大抵気に食わないと思うからです。相手が男でも女でも一緒です。でも人を好きになるのはどうしようもないことだし、個人の問題だから、自分でいいようにするしかないということです。まあ私の態度から、娘もそんなに悩むこともないと思ったのか、この親にはなにを言ってもダメだと思ったのかわかりませんが、その話はそれで終わってしまいました。

娘の悩んでいるような元気のない姿を見たのはその一回だけです。小学校の頃からずっとバスケットをやっていて、中学の頃、クラブの練習は下はジャージで上は白いTシャツでワンポイント入っているのは可という決まりでした。私はただの安い白いTシャツを買い与えていたのですが、娘が言うにはみんなナイキやアディダスなどのTシャツを着ているとのことで、じゃあそういうのを買ってあげようかと聞くと、もったいないからいいと言います。ある日洗濯物を畳んでいると、胸にプーマやナイキの手書き風のマークのTシャツがあって、うちの母が買ってくれたのかな最近はこんなのが流行ってるのかと思い、娘に聞いてみたら、自分で描いたというので笑ってしまいました。

高校時代もどこに出かけるのも手ぶらなので、バッグは持たないの?と聞くと、荷物が増えたらこれがあるからとスーパーのレジ袋をポケットから出してきました。その時はちょっとあきれましたが、今はそんな娘を羨ましく思います。

 

真紀ママ (A Day In The Life)

一男一女を持つノンケの主婦。にして重度の腐女子で、こよなくボーイズラブ作品を愛好している。性格はおおらかで、ドジっ子なキャラが、ゲイのお客様にも、ノンケのお客様にも大いに愛されている。声優の緑川光の大ファン。彼の追っかけで、週末は神出鬼没! 高知出身。

twitter/@mm_elaine