【二丁目の一夜の一首】VOL.6 五月某日

うしろ髪ひかれず今も飲み会を抜け出る僕の死ぬのへいちゃら

(枡野浩一)

 

週刊SPA!「自虐うつ」特集の取材を受けた。恋人ができて毎日楽しいという話もしたのだけれど、まあ特集に合う発言がピックアップされた記事が完成。嘘はない。死が怖い人とそれほどでもない人がいるとしたら、私は後者だと思う。でも、たまには飲み会でずるずる朝を迎えるのもいいかもと最近思う。

 
 

枡野浩一 / 1968年東京西荻窪うまれ。歌人。

大学中退後、広告会社勤務のコピーライター、フリーの雑誌ライター、作詞家などを経て、1997年『てのりくじら』『ドレミふぁんくしょんドロップ』(実業之日本社より二冊同時発売、絵=オカザキマリ※おかざき真里)で歌人デビュー。最新短歌集は『歌』(雷鳥社、写真=杉田協士)。

 

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絵=目黒雅也

 東京都西荻窪出身のイラストレーター。日大芸術学部デザイン学科奨励賞。著書に、『絵本むしうた』 (日本デキシーより紙コップ絵本 現在絶版)  絵本『あれたべたい』(あかね書房)作画・目黒雅也 / 文・枡野浩一

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