木曜の腐女子 35

腐女子は遺伝? 息子もBL読者

このところネタ不足で更新が滞っておりましたが、先週は木曜の腐女子にふさわしく腐女子のお客様が多くいらっしゃって、腐的な話題で盛り上がりました。

ひとくちに腐女子といってもそれぞれいろいろなジャンルにはまっていて千差万別ですが、先週いらしたお客様はなぜかジャニーズファン、それもV6、その中でも三宅健ファンが多く、そのカップリング話に花が咲き、今夜はまるでゲイバーじゃなくてジェイバーだねという感じでした。

その中でお客様がおっしゃるには、腐女子になるきっかけはジャニーズという人はとても多いのだそうです。なるほど、可愛い男の子がわちゃわちゃしている様から、腐的な妄想に走るというのはあるだろうなあと思います。私自身は世代でいえばたのきん世代(古い!)ですが、当時彼らにはまったく興味がなく、奥田瑛二や津川雅彦といったオジサンLOVEで、それ以降も特にジャニーズにはまったことはありません。しかし私の好きな作家がジャニーズの二次創作を書いているのを読んで、ほほう!と萌えたことはあるので、その気持ちはわかります。

それにしても共通に好きなものについて語る時には、人はなんと生き生きとしていることか! 気温がグッと低くなった寒い夜でしたが、店内は熱気に満ちていました。

翌朝帰ってきて朝食を食べていると、息子が突然「お遍路BLってある?」と聞いてきました。そんなものは見たことも聞いたこともないと答えると「やっぱり!こないだ検索したけど出て来なかったんだよね」と言います。「ちょっといいと思わない? お遍路BL」息子は最近就職活動をしたくない為の現実逃避かなんか知りませんが、突然マンガを描くと言い始めました。もともと少女マンガが好きで少女マンガ雑誌を定期購読しているくらいですが、近頃はBLも読んでいます。

どういうストーリーなのかと聞くと、主人公は四国八十八箇所を歩いて廻っていて(私たち両親が高知出身で田舎に帰る度お遍路さんを目にするというところからの発想でしょうか)、彼は大変イケメンなので、その旅の途中で出会う人たちに恋されて……という話だといいます。「じゃあカップルになったのに、その都度別れて次の目的地に行くってことなの?」と無理のある設定だなあと思って聞くと「いや、主人公は誠意は見せるけど、好きにはならないんだよ」ということらしい。だから次々と相手が現れてもワンナイトラブみたいな感じで去っていくという……。そこで私はピンときて、「あ、わかった!それで最後に主人公がお遍路さんをしているのはなぜかという悲しい過去の秘密が明かされるってわけね!」と前のめりになると、横で聞いていた娘に「ママの言うことはありがちでなんか古いんだよね」と切り捨てられました。だって古い腐女子なので仕方ありません。相変わらずそんな日々です。

 

真紀ママ(A Day In The Life 木曜担当) 

twitter/@mm_elaine

一男一女を持つノンケの主婦。にして重度の腐女子で、こよなくボーイズラブ作品を愛好している。性格はおおらかで、ドジっ子なキャラが、ゲイのお客様にも、ノンケのお客様にも大いに愛されている。声優の緑川光の大ファン。彼の追っかけで、週末は神出鬼没!
高知出身。真紀ママの営業は、築地で働く旦那が仕入れて来る海鮮丼が名物!