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伏見から北原みのりさんへ(2017.1.3)

ご無沙汰しております。

アドレスがPCのクラッシュが何度かあって消失しまったみたいなので、

こちらからメール差し上げます。

小生、最近、アデイonline というウェブマガジンをはじめまして、

http://aday.online/

そこでぜひ北原さんと、中村うさぎさんの対談を掲載したく思っております。

ともに女性で、それぞれのフェミニズムを生きていて、性や差別について考えてきたお二人に、

セックスワークや女性差別について改めて、議論していただこうというものです。

ご承知のように、伏見もセクシュアリティやジェンダーの差別には抗してきてマイノリティです。

しかし反差別運動や、ジェンダースタディーズなどの論理構成には疑問を抱いてきました。

これからはじまるトランプ時代、リベラルはもっとしっかりとしたリベラルを構築しなくては、

という問題意識を切実に抱いております。

正直、日本でリベラルが根付かないのは、リベラルというか左翼自体の問題のようにも思っておりあす。

北原さんも中村さんも、既存の思想を踏襲するだけでなく、

自分自身の身体を使って考えてきた方々だと思っていて、

そのお二人にぜひとも今、ここで語り合っていただきたく、

ツイッターでも公開で呼びかけをさせてもらいました。

(失礼だったら、ごめんなさい)

「欲望問題」の書評でも、多くのフェミニストが自己矛盾に陥るのを避けて引き受けてくれなかったのに、

北原さんと中村さんは正面から拙著と向き合ってくれました。

この2017年という時代の転換点に、もう一度、お二人と議論したく、対談を企画いたしました。

どうぞよろしくご検討ください。

久しぶりにお目にかかりたくもあります。

伏見憲明

 

*上のメールへの北原さんの返信(http://www.lovepiececlub.com/lovecafe/minori/2017/12/05/entry_006751.html にアップされている)に対しての伏見の返信

伏見から北原さんへ(2017.1.7)

北原さん

ご返信ありがとうございました!

正月早々、患わせてしまったようで、その上、このようなご丁寧な、そして誠実なメールをいただいて恐縮しております。

それだけでも感謝申し上げたい。

ただ…伏見としては北原さんのこのメールの文章自体が興味深く、

むしろ、どんな枠組みの議論がありうるのか、そこで話し合ってみたら意味があるように思いました。

個人的には、橋本徹の発言のなにが問題なのか、どんな条件があれば「自由意志」なのか、

あるいは「自由意志」とはどういうことなのか…それこそが前々から知りたいところでもあります。

議論の枠組み、換言すると「世界像」ということになるかもしれませんが、異なる世界像が交叉することで見えてくるものがあると思うので、

ご辞退というのはとても残念でしようがありません。

不躾な言い方をすると、ここ数年、北原さんの発言が、

ある種の世界像のなかで条件反射的になされているように感じられることがままあったので、

北原さんにして、活動家やアカデミシャンが陥りがちな教条主義に堕してしまったのかなあ…と残念に思わなくもなく。

うさぎさんは非常に乗り気なので、もし北原さんがやる気になったらメールください。

いつでも喜んで座敷を用意したします!

それとは関係なく、お店のほうにも気楽にお越し下さい。

久しぶりにお目にかかれるのを楽しみにしております。

伏見憲明

 

伏見から北原さんへ(2017.11.20)

ご無沙汰しております、伏見憲明です。

お元気でしょうか。

伏見の店で月に一度、中村うさぎさんがママを務める「うさぎ飲み!」というのを開催していて、

そこで毎回ゲストを迎えてトークをやっています。

次回、11/26(日曜)の回は森奈津子さんを迎えてのもので、

お二人がどうしても北原さんも参加してもらえないかとおっしゃっています。

喧嘩したいわけでもなく(笑)、ちゃんと議論できないかと。

急なオファーで不躾ですが、ご検討頂ければ幸いです。

時間帯は夜の20時から1、2時間で、まあ、基本、飲みイベントなので、楽しくお話ししできれば。

以下はうさぎさんからのメッセージです。よろしくお願い申し上げます。

伏見憲明

「お久しぶりです。中村うさぎです。今月26日に森奈津子さんと伏見さんのバーでトークイベントをやるのですが、北原さんにもご参加いただきたく伏見さんに仲介をお願いしました。北原さんを吊し上げる気はありません。私たちの疑問に答えていただきたいだけです。私たちが北原さんを誤解してるのなら誤解を解くいい機会かと思います。北原さんにも私たちに言いたいことがあるでしょうし、ぜひ忌憚なく仰ってください。喧嘩ではなく互いを理解する場にしたいのです。」