【二丁目の一夜の一首】VOL.14 1月某日

 

知性ある相撲マニアが不審死を見て見ぬふりできる知の土俵際

 
 

魅了されている存在に、とことん甘くなるという性質が人間にはある。たとえば歌合(うたあわせ)の関係者に八百長疑惑があり、それを告発しようとした二名が同じ日に同じ病名で突然死したとしたら、私はその歌合を愛せなくなると思う。知性あふれる相撲マニアは多い。どう気持ちを整理してるんだろう。

 
 

枡野浩一 / 1968年東京西荻窪うまれ。歌人。

大学中退後、広告会社勤務のコピーライター、フリーの雑誌ライター、作詞家などを経て、1997年『てのりくじら』『ドレミふぁんくしょんドロップ』(実業之日本社より二冊同時発売、絵=オカザキマリ※おかざき真里)で歌人デビュー。

最新短歌集は『歌』(雷鳥社、写真=杉田協士)。
 
 
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絵=目黒雅也
 東京都西荻窪出身のイラストレーター。日大芸術学部デザイン学科奨励賞。著書に、『絵本むしうた』 (日本デキシーより紙コップ絵本 現在絶版) 絵本『あれたべたい』(あかね書房)作画・目黒雅也 / 文・枡野浩一
https://note.mu/masaya_meguro

 

 

 

枡野さんと目黒さんの最新刊!

文・枡野浩一 / 絵・目黒雅也

『ネコのなまえは』(絵本館)

おたくのネコは、ほんとうにネコですか?
うちのネコは…!?
ネコがふってきたのは、ある雨の日だった
ネコはみるみる成長し、すくすく成長し、ますます成長した…
ネコ! おまえはほんとうにネコなの?
ぼくとネコの、ちょっと不思議なものがたり