「二丁目寺の終わり?」

アデイの月曜担当、本多清寛です。

みなさんにご報告ですが、2月26日が二丁目寺の最終日となりました!

急なお知らせで申し訳ありませんが、本当にありがとうございました。

始まりも唐突なら、終わりも唐突ということでお許しくださいませ。

考えてみると、まさかバーをやるようなお坊さんになると思っていませんでした。お寺生まれお寺育ちで、お寺守りだけをするはずだった僕の人生にとっては、青天の霹靂のように思って・・・いました。

これまでの僕は、自分が生まれた熊本のお寺で生活をしなければならないと思っていて、それが人生のレールだと考えていました。熊本でお寺をやること以外は、レールから外れていることで、ちゃんとレールに戻らねばならないと感じていたんです。

けれども、二丁目寺でたくさんの方と仏教の話をしているうちに、自分の中で違う感じ方が生まれてきました。それは、レールがあるのは単に幸せだったというだけのことで、レールに戻れる保証もなければ、そもそもレールは一本じゃないかもしれないというものでした。

というのも、二丁目寺で出会った方々は世の中の「レール」の捉え方が様々に違っていました。そして、そのレールとの付き合い方はもっと多様なものでした。そんな話を笑ったり泣きそうになったりしながら聞くことが出来て、自分が持っているレールに対していろんな見方があっていいと思えるようになったわけなんです。

今は、義務感として熊本に戻るのではなく、やりたいことがあるから熊本に行きたいと考えるようになりました。まだ、やり残しがあるので東京付近にはおりますが、ゲイバーのマスターという立場はここで終えることになります。2月26日までのあと5回(2月5日はお休みです)、落ち着くお寺としてお付き合い頂ければ幸いです。

南無釈迦牟尼佛

本多清寛拝

 

本多清寛(しょうかん)和尚。(月曜担当)

1985年生まれ。熊本出身。お寺に生まれお寺に育つ。22歳の時、福井県の永平寺という山奥の修行寺で3年過ごす。修行仲間には相当な迷惑をかけ続けて山を下りる。その後、曹洞宗の研究センターにて仏教を学ぶ。同性婚の問題から、仏教と「性」について気になり、セクシュアリティについて勉強し始めた。生活に役立つ仏さまを模索している。趣味は「こんな時、お釈迦様ならなんて言う?」という大喜利。
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