・LGBTトイレ50億円フェイクニュース(7月)
2017年7月9日、特定NPO法人虹色ダイバーシティが主催する「性的マイノリティとトイレフォーラム」が開催された。「性的マイノリティを含む誰もが安心・快適に利用できるトイレ環境とはどのようなものか」をテーマに、性的マイノリティ当事者、トイレ研究の専門家、トイレメーカーなど、立場を越えた人々が一堂に会し、トイレの未来を語り合うイベントとなっている。  このフォーラムへ出席した三橋順子氏が、翌10日に所感・シミュレーションと前置きをした上で「2020年までに「LGBT対応トイレ」を東京都内に500カ所設置(新設・改修)するとする。 1カ所1000万円とすると50億円で、それなりの事業規模。 企業としてはぜひとも受注したいだろう。 昨日のフォーラムの感じでは、「リクシル」が一歩リードで、「TOTO」はやや出遅れの感。」と『Twitter』で投稿。 7月14日、当時『GENXY』や『デイリーニュースインライン』などを中心にゲイライターとして活躍していた英司氏(@hj_age)が、三橋氏のツイートを受けて、「LGBTトイレを50億もかけて都内のあらゆる場所に作るらしいけど、実際トランスの人はLGBTトイレに入るところを見られたらあの人トランスだってバレるわけで、これは誰が要望して作ったの?LGBTトイレでなくて誰でもトイレを増やすというんじゃダメなのかしら。まったく意味不明である。」(原文ママ)というツイートを投稿した結果、14000件以上のリツイートが行われ大拡散。「LGBTトイレを50億もかけて都内のあらゆる場所に作る」に関する情報源の説明を英司氏に求める声が早期から上がっていたが、補足説明が行われなかったため混乱が拡大した。その後、さまざまな人たちが情報を精査した結果、情報自体がガセで、憶測だけで書かれたツイートであったことが判明。7月18日頃からファクトチェックの甘さなどを認め謝罪を始めたが、常日頃から情報発信をする立場であった英司氏が批判の対象となった。
その後、英司氏のTwitterアカウントが永久凍結となるなど(前篇「Twitter凍結騒動」の項も参照)、いくつかの災難にも見舞われたが、10月16日に、英司氏は『GENXY』におけるゲイライター活動を終了することを発表した。現在は、自身のウェブでの活動のほか文芸作品を発表している。

●LGBTらに優しいトイレ 東京五輪に向け都が計画 (末崎毅、『朝日新聞』2017年2月26日:「LGBTトイレ」を作るという発想の遠因となった記事) https://www.asahi.com/articles/ASK2J7JYSK2JUTIL067.html
●性的マイノリティとトイレフォーラム ~安心・快適のトイレ環境を目指して~ (『虹色ダイバーシティ』2017年7月3日(7月9日開催)) http://nijiirodiversity.jp/性的マイノリティとトイレフォーラム/
●きっかけを作ったと思われるTwitterでの投稿 (三橋順子、『Twitter』2017年7月10日) https://twitter.com/MJunko0523/status/884390137198592001
●もう止まる話ではない (三橋順子、『続々・たそがれ日記』2017年7月11日) http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2017-07-11-1
●LGBTトイレ?当事者の皆さんの意識は? (性分化疾患・インターセックスinfo(@DSD_info)、『Twitter』2017年7月16日) https://twitter.com/i/moments/886522733185466368 ●GENXYをご愛読くださっている読者のみなさまへ (英司、『Twitter』2017年10月16日) https://twitter.com/ez_library/status/919785387651883009

 

・女装バトル漫画(7月)
先述のばにたす氏、小夜子氏をはじめとする野良女装たちが、悪の女装軍団「クィン連合」に立ち向かう冒険活劇と銘打たれた漫画『女装バトル漫画』が、2017年7月頃からTwitterで公開され話題となった。作者は野良女装たちを影から支えていた鮫島氏(@ASB_tonight)で、2018年2月の時点で、「渦潮つば子」「ブルボンヌ」「ドリアン・ロロブリジーダ」「hossy」など、若手からベテランまでを主題に8話まで公開されている(未完)。

『女装バトル漫画』「第8話 エスムラルダ」より

●女装バトル漫画(『Twitter』、2017年7月21日) https://twitter.com/i/moments/889339604574261249

 

・LGBT検定(7月)
『LGBT(セクシュアルマイノリティ)検定』とは、一般財団法人日本セクシュアルマイノリティ協会が主催する検定試験のことである(検定名称は「LGBT」と書いて「セクシュアルマイノリティ」と読むとのこと)。この検定は、主に学校関係者、企業の人事担当者、個人事業主、接客業の方、士業の方などをはじめ、支援者として社会の中でセクシュアルマイノリティーと関わりたいが、何をしたらよいかわからない方を対象にし、LGBTの基本的な名称や用語、これまでの歴史や日本での現状、サポートをする上での注意点について、ケースを通して学ぶ、という仕組みになっている。合計3回、1回2時間の講習と確認テストが課せられ、合格した方に修了証書とバッジが渡される。初級講座の受講費用は42984円(税込)となっている。 2017年7月19日頃から公開され始めたこの情報が、翌20日に検定料約40000円とともに大拡散。後に、検定の主催者が説明するも、「安すぎるとかえってセクシュアルマイノリティー理解の価値を落とす」とのコメントが火に油を注ぐ結果となった。LGBT研修の金額は一体いくらが適切なのか、考えさせられる出来事となった。

●43000円の検定料で「理解者」になれると触れ込む「LGBT検定」が当然ながら炎上 (深海、『BUZZUP!』2017年7月20日) http://buzzap.jp/news/20170720-lgbt-certification/
●「必要なのは『セルフLGBT検定』でしょ?」 (遠藤まめた「トランス男子のフェミな日常」第11回、『wezzy』2017年7月22日) http://wezz-y.com/archives/49477
●LGBT検定、3万9800円は高すぎる? 主催者「安すぎるとかえってセクシュアルマイノリティー理解の価値を落とす」とコメント (『キャリコネニュース』、2017年8月2日) https://news.careerconnection.jp/?p=39230
●LGBT検定炎上にみる「金儲けは悪」「当事者だけが正しい」って空気 (牧村朝子、『cakes』2017年8月9日) https://cakes.mu/posts/17186

 

・LGBT高額セミナー(7月)
2016年秋頃より、「人権講師にならないか」「起業しないか」という誘い文句で、性的マイノリティーが高額セミナーの契約を結ばされ、契約解約になかなか応じてもらえない等のトラブルが起きていることが2017年7月30日に支援者らへの取材で明らかとなった。  『徳島新聞』によると、ある東海地方に住む20代のFtMの男性は、2016年9月頃、徳島県で性的マイノリティーを中心とした人権教育指導員を務めるFtMの30代の講師が主催する「起業家育成セミナー」に関心を持ち、愛知県内で説明を受けた。当初20代の男性は飲食店経営のセミナーを希望していたが、「200万円のセミナーだが今契約すれば100万円。それぐらいぽんと稼げる」「君ならできる」と何度も勧誘された結果、「LGBTの相談業」のセミナーをその場で契約。10月ごろから月1回のセミナーを受講していたが、不満が募り12月に解約を希望したが受け入れてもらえず、受講料が引き落とされ続けた。2017年2月に弁護士の協力のもとメールを送り、ようやく解約ができたという。 取材を受けたある弁護士は「LGBTの弱みに付け込む悪質な商法だ」と指摘し、支援者は「すぐ契約せず、困ったら消費生活センターや弁護士に相談を」と呼び掛けている。

●LGBT「強み」起業を 高額セミナーでトラブル (『徳島新聞』2017年7月31日) http://www.topics.or.jp/localNews/news/2017/07/2017_15014773001505.html ●LGBTをターゲットにした悪徳高額セミナー相次ぐ、解約に応じないトラブルも (深海、『BUZZAP!』2017年7月31日) http://buzzap.jp/news/20170731-lgbt-seminar/

 

・マライア・キャリー激太り(7月)
歌手のマライア・キャリー氏の2017年7月の体重が119kgであることがアメリカの娯楽系メディア『Radar Online』によって報じられ話題になった。同サイトでは、7月11日にラスベガスで開催されたライブにおける「ステージ上を歩くのもつらそうだった」「歌は口パク、衣装替えに15分も舞台から姿を消していた」「彼女のひざでは体重を支えきれなさそうに見えた」という観客の証言などが紹介されている。

●マライア・キャリー、激太りで体重120キロ近くに? (『シネマトゥデイ』2017年7月31日) https://www.cinematoday.jp/news/N0093308
●マライア・キャリー体重120キロの衝撃 激太りとダイエット繰り返し負担心配 (『J-CASTニュース』2017年8月1日) https://www.j-cast.com/2017/08/01304837.html
●マライア・キャリーの体型(体重)変移を年別に写真と動画で振り返る【激太り、ダイエット、リバウンド】 (『NAVERまとめ』2017年7月30日) https://matome.naver.jp/odai/2139782981333818801

 

・ハッテン銭湯問題[「おふろの王様大井町店」迷惑行為撲滅キャンペーン、発展銭湯座談会](8月、9月)
2017年8月3日、おふろの王様大井町店の店頭にて「ご協力ください 浴室・トイレ等での迷惑行為撲滅 見かけた場合はお近くの従業員までお声がけください」と書かれたティッシュが、配布されている旨がTwitterで報告され、画像も翌4日にアップされた。この一大事に気付いたツイドルのゲイによる画像の拡散が、8月6日から8日頃にかけて行われ、一般庶民のゲイの間でも問題が知られることとなった。  そのような中、大井町店のウェブページで「男子浴室や男子トイレにおいて迷惑行為を行った方に対し、当店では身分証の提示を求め、出入り禁止処置と致します。場合によっては警察に通報いたします。」という巨大サイズの警告文が、8月7日頃に掲示された。  この騒動は、8月8日頃から「Yahoo!ニュース」などのネットニュースで報じられ、特に毎年夏冬に開催される「コミックマーケット」を控えたノンケのオタク界隈に発展銭湯というものの存在が知られるきっかけとなった。(「おふろの王様大井町店」はコミックマーケット当日の宿として利用されることが多い)

 ●おふろの王様 大井町店 (2017年中は掲示されていたが、2018年3月現在、サイトのマイナーチェンジが行われたことにより警告文は撤去されている) http://www.ousama2603.com/shop/ooimachi/
●「男子トイレや浴室での迷惑行為禁止」おふろの王様がついに公式ページで警告、撲滅ティッシュ配布も(『Buzzup!』、2017年8月8日) http://buzzap.jp/news/20170808-ousama2603-ooimachi-warning/  上記の騒動と時をほぼ同じくして、ネットメディア『Letibee Life』にて、「発展銭湯座談会」が開催され、2017年9月12日と14日に公開された。  巷で「発展銭湯」と称されている公衆浴場の経営者3名を招き、迷惑行為の実態やその対策を語るもので、見回りや口頭注意、警察への引き渡し、貼り紙など、各銭湯さまざまな工夫がされていること、ゲイとノンケの感覚の違いなどが語られた。この座談会はゲイ以外のLGBT界隈でも反響や批判があり、大きな話題を呼んだ。
●『ハッテン銭湯と呼ばれて――ゲイのハッテン被害に悩む銭湯店主の本音(前編)(後編)』 (『Letibee Life』2017年9月12日・9月14日) http://life.letibee.com/hatten_sentou_01/ http://life.letibee.com/hatten_sentou_02/

 

・安室奈美恵引退報道(9月)
2017年9月20日、40歳の誕生日を迎えた歌手の安室奈美恵氏が、2018年9月16日をもって歌手活動を引退することを発表した。引退の詳しい理由は発表当初明らかにしなかったため取材合戦が過熱。9月27日に自身のウェブサイト上で「一部マスコミの方で、私人である家族や、スタッフの自宅、職場などに過度な取材が連日続いております。マスコミの皆様どうかお願いです、家族、スタッフに対する過度な取材を止めていただけないでしょうか…」と困惑の様子を綴っている。11月23日に放送されたNHKの特別番組「安室奈美恵『告白』」において引退について率直に語り、さまざまな要素があると前置きをしつつ「(デビュー25周年というタイミングは)歌を歌う自分自身にピリオドを打つにはすごく良い節目の年なんじゃないかと思った」と語っている。  引退報道の直後から、特にゲイの界隈が大騒ぎとなり、全国各地のファイナルツアー、果ては海外公演のライブチケットの抽選に申し込む姿が数多くみられた。12月31日の『NHK紅白歌合戦』では、特別企画枠で14年ぶりに出演し『Hero』を熱唱した。


●引退の安室奈美恵、テレビ各局内で異例通達&報道自粛の真相…ナーバスな話題NG (『Business Journal』2017年9月29日) http://biz-journal.jp/2017/09/post_20787.html
●「安室奈美恵『告白』」(NHK) https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/93122/3122046/
●紅白視聴率、安室奈美恵熱唱で瞬間最高48・4% 第1部はブルゾンちえみで39・2% (『スポーツ報知』2018年1月4日) http://www.hochi.co.jp/entertainment/20180104-OHT1T50170.html

 

・保毛尾田保毛男(9月)
2017年9月28日にフジテレビで放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした30周年記念SP』では、番組における歴代の名物キャラクターが登場する特別企画が繰り広げられたが、その中で、石橋貴明氏が扮するキャラクター「保毛尾田保毛男(ほもおだ・ほもお)」が登場し、同性愛をネタに共演者とやりとりをするシーンが放送されたことに対し、視聴者から批判が相次いだ。  「保毛尾田保毛男」は、青髭にピンク色の頬という派手なメイクを施したキャラクターで、番組に登場した1990年以降のゲイのプロトタイプの一つとして流布した。これをネタに学校等で揶揄やいじめの対象に遭ったり傷ついたりした40代以上の人も多いという。  放送直後より、「「なくそうSOGIハラ」実行委員会」などのLGBT団体が「『ホモ』という単語は男性同性愛者に対する蔑称であるとともに、その存在自体を嘲笑の対象として表現することは、今なお日本社会に残る性的少数者への差別や偏見を助長する」などの声明を発表し、謝罪を求める活動をTwitterや各種SNSにより大々的に行っていた。  この批判を受けて、フジテレビは公式ホームページで正式に謝罪し、後日行われたフジテレビの定例記者会見で、宮内正喜社長は「これは30周年スペシャルで、30年間で作り出してきた色々なキャラクターで展開をしたわけですが、もしその時代が違っていて、不快な面をお持ちになった方がいたことは、テレビ局としては大変遺憾なこと。」(原文ママ)と述べ謝罪した。

●保毛尾田保毛男騒動、フジテレビが謝罪文【全文】 (南麻理江、『The Huffington Post』2017年10月16日) http://www.huffingtonpost.jp/2017/10/15/homoodahomoo-fujitv_a_23244176/

 

・Shangri-La終了(10月)
『Shangri-La』は東京都江東区新木場にあるライブ・イベントスペース「STUDIO COAST」にて週末に開催されるクラブイベント「ageHa」の一つとして、1年に5回程度開催される日本最大のゲイナイトである。2002年12月に『PARADISE BALL』の名称でスタートし、2年後に現在の名称に変更されたが、最盛期には一晩で4000~5000人、延べ来場者数245000人を誇るイベントに成長した。 2017年10月9日、公式SNS等により12月16日開催の「15th ANNIVERSARY PARTY & the FINAL」にて最終回を迎えることを発表。突然すぎる終了により、ゲイのクラブ愛好家に衝撃を与えた。  最終回では、雑誌『Badi』とのコラボ企画を実施し、雑誌を買うと無料招待券がもれなく付いてくる、DJ・DQ・GOGOなど総勢150名のスタッフを擁するなど、フィナーレにふさわしい盛り上がりを見せたが、本当に最後ということで体調不良をおしてまで来場してしまう人が多く、イベント終了後に風邪・インフルエンザの感染が相次いで報告される一幕もみられた。

●Shangri-La公式ウェブサイト http://w.ageha.com/gn/ ●”Shangri-La@ageHa”が今年いっぱいでその輝かしい歴史に幕を下ろすことが発表されました (『gladxx』2017年10月12日) http://gladxx.jp/news/2017/10/5076.html
●夢の終わり…Shangri-La “15th ANNIVERSARY PARTY & the FINAL”レポート (後藤純一、『gladxx』) http://gladxx.jp/features/2017/scene/5173.html

 

・男性と添い寝をする副業/ゴルゴンゾーラまさお(座間市9人殺害事件)(10月・11月)
東京都八王子市在住の23歳の女性が行方不明となり、警視庁が捜査を進めていたところ、2017年10月30日、神奈川県座間市のアパートから2人の切断された頭部が発見された。翌31日には新たな7人の切断遺体も発見され、同日、計9人のうち1人に対する死体遺棄容疑で、この部屋に住む白石隆浩容疑者が逮捕された(後に殺人容疑で再逮捕された)。白石容疑者は「首吊り士」などの名称でTwitterにおいて自殺志願の書き込みをしている女性を探し出し、殺害をしたとみられている。  11月1日放送の『とくダネ!』(フジテレビ)において、この事件について取り上げられ、白石容疑者を知る電子機器販売会社勤務時代の同僚女性は「男性と添い寝する副業をしていた」ことを同僚から聞いていた旨を証言した。  そんな中、同じく1日にTwitterにて、ゲイのネタアカウントとして好事家の一部で知られているゴルゴンゾーラまさお氏(@gorumasa)が、以下のようなツイートを行った。 “やだ、、、。白石隆浩容疑者ってハッテン場の新宿24会館に良く入り浸ってたわよね。バイセクシャルだって言ってたわ。1回お相手して、エッチは凄く淫乱だったけどその他はすごく大人しくていい子だったから店の外でも何度か会ったことあるわ。彼のケツに突っ込んだのが信じられない!!!!”(原文ママ) このツイートに対して、一流メディアであるTBSやテレビ朝日、フジテレビをはじめ週刊誌各誌が食いつき、取材を求めるツイートが乱立。事情を知るゲイの間から冷ややかな目で見られる事態となった。

●白石容疑者の驚きの副業「とくダネ!」が報道…「男性と添い寝」 (『スポーツ報知』2017年11月1日) http://www.hochi.co.jp/topics/20171101-OHT1T50092.html
●座間市9人殺人事件の容疑者 新宿のハッテン場で入り浸っていたとの情報が マスコミが早速くいつく (ゾル、『ゴゴ通信』2017年11月1日) http://gogotsu.com/archives/34308
●ゴルゴンゾーラまさお(Twitter) https://twitter.com/gorumasa

 

・東小雪、増原裕子カップル離婚(12月)
元・タカラジェンヌでレズビアンの活動家である東小雪氏と会社経営者の増原裕子氏が2017年12月26日、自身の公式ブログでパートナーシップを解消したことを報告した。 2015年3月31日に、日本初の公的な「(同性)パートナーシップ証明書」の発行も含まれる「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」が可決、翌4月1日施行されたが、両氏に対して同年11月5日に交付第1号として証明書が発行されていた。
同ブログでは、12月25日にパートナーシップ証明書を渋谷区へ返還したことを報告、応援していた皆さんへの感謝を記したうえで、「皆さまのご期待を裏切る形になってしまったこと、応援してくださっていた皆さまに対して大変申し訳なく、自責の念でいっぱいです。」と謝罪の言葉を述べている。
パートナーは解消となったが、今後も人権についての活動やビジネスについてはお互いの力を合わせて続けていくという。

●《大切なご報告》 (『東小雪オフィシャルブログ』2017年12月26日) http://koyuki-higashi.blog.jp/archives/73775720.html ●《大切なご報告》 (「TROIS COULEURS」2017年12月26日) https://www.3couleurs.co.jp/single-post/2017/12/26/《大切なご報告》
●東小雪さん・増原裕子さん「約6年半の関係にピリオド」同性パートナー条例第1号カップル (『スポーツ報知』2017年12月26日) http://www.hochi.co.jp/entertainment/20171226-OHT1T50158.html